ドイツのショルツ首相が、連立を組む政党の党首でもある財務相を解任すると発表し、連立政権が事実上、崩壊しました。
ドイツのショルツ首相は、連立を組むFDP=自由民主党・党首でもあるリントナー財務相を解任すると発表しました。
ショルツ首相は解任の理由として、エネルギーの価格高騰や自動車産業の支援、ウクライナ支援などの問題解決に向けた来年度の予算案が固まらないことなどをあげています。
ショルツ首相率いるSPD=社会民主党は、FDPなどと3党で連立政権を組んでいましたが、財務相の解任で連立政権は事実上、崩壊しました。
ショルツ首相は来年1月に議会で信任投票を行う方針で、来年9月に行われる予定だった総選挙が3月に前倒しになる可能性が高まっています。
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