アメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏に対し、中国外務省の報道官は「台湾問題は中米関係で最も重要で、最も敏感な問題だ」と牽制(けんせい)しました。

 中国外務省の報道官は7日、アメリカのトランプ次期大統領に対して「台湾問題は中米関係で最も重要で最も敏感な問題であり、中国はアメリカと台湾のいかなる形の公的な往来にも断固として反対する」と牽制しました。

 そのうえで「アメリカ政府は台湾問題を慎重に処理し、中米関係と台湾海峡の平和と安定に厳重な損害を与えるのを避けるべきだ」と強調しました。

 トランプ氏は先月、アメリカメディアのインタビューの中で中国が台湾に軍事侵攻した場合、「150%から200%の関税を課す」などと述べていました。

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