すべてを燃やし尽くすかのような炎です。

 6日にアメリカ・カリフォルニアで発生した火災は現在も延焼中で、数十軒の家屋が全焼、数千人の住民が避難しています。

 カリフォルニア州のベンチュラ郡といえば青い海と空が広がる街ですが、現在の空はオレンジ色の煙ばかりになり、太陽が夕日のような赤い光を放っています。

 現地当局によりますと、発生原因は調査中ですが、発端は山火事です。

 炎は州道118号を越え、住宅地が広がるカマリロ市にまで延焼。

 現地当局の発表では火災は現在、ほぼ東京・世田谷区と同じ面積の57平方キロメートルにも及び、いまだほとんど消火できていない状況だということです。

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