トランプ氏の大統領就任で、国内外にどんな影響が考えられるのでしょうか。
FNNワシントン支局・千田淳一支局長が中継でお伝えします。
トランプ氏は、この選挙戦で大胆な公約をいくつも訴えていて、大統領就任前からアメリカ社会や世界情勢が大きく動くことも予想されます。
国内問題では、就任初日に行うと言及した不法移民の強制送還や、約4年前の連邦議会襲撃事件で有罪となった支持者らを「愛国者」と呼んで恩赦を与える考えを示していて、実行に移せば社会の分断はさらに進みそうです。
また、アメリカ第一主義を掲げるトランプ氏は、最も好きな言葉だと語る「関税」を強化する方針も表明していて、メキシコからの輸入車には200%以上の関税を課す可能性も示しています。
さらに、2025年1月の大統領就任前にウクライナでの戦争を終わらせると訴えていて、ウクライナ支援を継続するのかも大きな焦点です。
11月に南米で開かれる国際会議の日程に合わせて、各国の「トランプ詣で」も加速するとみられ、世界がトランプ氏の一挙手一投足を注視することになりそうです。
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