フランス軍が撤収し、治安が悪化しているブルキナファソ=2023年1月(ロイター)

米英両政府は29日の共同声明で、西アフリカ・ブルキナファソ北部で2月に起きた民間人虐殺への深刻な懸念を表明し、徹底調査と責任追及を同国政府に求めた。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは最近の報告書で、2月25日に北部の二つの村で国軍が56人の子どもを含む223人を殺害したと指摘した。

BBC放送によると、ブルキナファソ政府は「根拠がない」と報告書を否定し、BBCなどの放送を禁止した。米英両政府は「報道規制に強く反対する」とし「自由で独立したメディアには、報復を恐れることなく調査や報道が許可されなければならない」と訴えた。(共同)

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