米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領(78)は5日、中西部ミシガン州で開いた選挙集会で午前2時過ぎまで演説を続けた。締めくくりとなる集会は投票日前日の4日深夜に予定されていたが、トランプ氏の現地入りが遅れた。
トランプ氏が登壇した時には日付が変わっていたが、いつも通り1時間半以上演説。「何だか変な感じだが、投票に行くのは明日ではなく、今日だぞ」と聴衆に呼びかける場面もあった。
トランプ氏は4日、南部ノースカロライナ州、東部ペンシルベニア州、ミシガン州の計4カ所で演説を予定していた。しかし、最初の集会から演説予定時刻に遅刻し、予定はどんどん先送りになった。
ミシガン州での演説は4日午後10時半開始予定だったが、実際には5日午前0時を回ってから始まった。トランプ氏は演説後も音楽に合わせて踊るなど、元気な様子を見せていた。
4日夜にペンシルベニア州での集会で登壇した保守派の政治評論家、メーガン・ケリー氏は「トランプ氏のエネルギーとスタミナは信じられない。私はもうベッドに行く準備ができているけれど、彼はあの年齢で、これからもう1カ所で集会を開く」と驚きを語った。【ワシントン秋山信一】
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