アメリカ大統領選挙を前に、ハリス副大統領のルーツのひとつインドでは、ヒンドゥー教徒らがハリス氏の勝利を祈願しました。一方、トランプ氏の応援集会も開かれていて、インドでも大統領選の行方に熱い視線が集まっています。
インド南部タミルナド州の村では4日、アメリカ大統領選の民主党候補、ハリス副大統領の当選を祈る儀式が行われました。この村は、ハリス氏の母方の祖父の故郷で、ヒンドゥー教寺院の寄付者の中にはハリス氏の名前も刻まれています。
儀式に参加した人
「間違いなくハリス氏が勝利するでしょう」
一方、首都ニューデリーでは。
「投票しよう、トランプに。世界を再び、偉大にしよう」
共和党候補のトランプ氏を応援する人たちが集まり、「トランプ氏は世界に平和をもたらすことができる唯一の指導者だ」などとエールを送りました。
アメリカに暮らすインド系移民は、400万人を超えるとされています。
近年、アメリカのIT業界や政財界などでも存在感を増していて、両陣営ともに選挙の勝敗を左右する重要な票田のひとつとみて、支持拡大にしのぎを削っています。
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