北京国際モーターショーに出展した中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)のブース=25日、北京市(三塚聖平撮影)

中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)が29日発表した2024年1~3月期の連結決算は、売上高が前年同期比4%増の1249億元(約2兆7千億円)、最終利益は11%増の45億元だった。中国の新車市場は値下げ競争が激化しているものの、EVなどの販売台数を伸ばし、増収増益を確保した。

1~3月期の新車販売台数は13%増の62万6263台だった。うち乗用車のEVは13%増の30万114台だった。プラグインハイブリッド車(PHV)も14%伸びた。

中国ではEVなど「新エネルギー車」の普及が進んでいるものの過剰な供給能力を抱え、BYDを含む各社が相次いで商品の値下げに踏み切っている。(共同)

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