北朝鮮が2023年12月19日に公表した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験の様子=朝鮮中央通信AP

 防衛省は31日、自民党の会合で北朝鮮が同日発射した弾道ミサイルは「新型のミサイルを発射したと推定される」と説明した。射程は米本土を全て含む1万5000キロ以上で、燃料は発射までの準備期間を短縮できる固体燃料式と推定した。

 自民の黄川田仁志国防部会長が会合後に明らかにした。黄川田氏によると、北朝鮮とロシアが接近を強めていることに関連し、防衛省の担当者は北朝鮮のミサイル技術向上に「ロシアの技術が使用されていることが疑われる」と指摘したという。【中村紬葵】

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