韓国国防省は、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルを「11月中にも発射する可能性がある」との見方を示しました。また、核実験の準備についても「ほぼ終えた」としています。
韓国国防省の国防情報本部は30日、国会に対し、北朝鮮のICBMについて「移動式発射台などが現地に到着していると判断している」とする一方で、「ミサイル本体が発射台や車両に配置されている状態ではないと見ている」と説明しました。そのうえで「11月中にも発射する可能性がある」との見方を示しました。
さらに、国防情報本部は北朝鮮が東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場で「核実験に向けたすべての準備が完了している状況だ」と説明しました。
米国の大統領選挙など、政治的な状況を踏まえ、「金正恩総書記の決断次第で踏み切る可能性がある」としています。
国家情報院は29日、「核実験の可能性含め監視を続けている」と明らかにしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。