ロシアのウラジーミル・プーチン大統領 ALEXANDER NEMENOVーPOOLーREUTERS

<プーチンの高支持率の裏で、多くの支持者が外交政策に不満を持ち、和平を求めていることが判明した>

ロシアのプーチン大統領の支持者の大半が実は外交政策に反対している。ロシアの民間調査機関クロニクルズの最新の世論調査によれば、プーチンの支持率は78%で政府系世論調査と大差ない。だが今年3月の大統領選でプーチンに投票した回答者のうち、プーチンの外交的立場に賛成する人はわずか14%。なかでもウクライナ戦争や反欧米姿勢が問題視されている。プーチン支持者のうち61%が相互譲歩によるウクライナとの和平協定締結を支持し、43%が欧米との関係修復を望む。また83%が国内問題に注力してほしいと考えている。


78%

プーチンの支持率

14%

プーチン支持者のうち外交政策に賛成する人の割合

61%

ウクライナ和平協定に賛成するプーチン支持者の割合

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