中国・北京市の警察当局は28日、刃物を持った男(50)が通行人を切りつけ5人が負傷する事件があったと発表した。命に別条はないという。在北京日本大使館によると、日本人に被害はなかった。
中国メディアなどによると、事件が起きたのは同市海淀区の小学校の校門付近で、負傷のうち3人は未成年だったという。この小学校は名門校として知られ、下校の時間と重なったとみられる。襲撃した男は現場で拘束されたという。
中国では今年9月に広東省深圳市の日本人学校の男児が刺されて死亡したほか、今月8日には同省広州市で児童ら3人が学校前で切りつけられる事件が発生。22日には東部・浙江省寧波市で登校中の母子が刃物を持った男に襲われ負傷するなど、子供を狙った襲撃事件が相次いでいる。【北京・岡崎英遠】
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