地球環境保全や気候変動対策で優れた貢献をした東アジア地域の個人や団体、企業に贈られる第30回(2024年)「日韓(韓日)国際環境賞」(主催・毎日新聞社、朝鮮日報社▽後援・外務省、環境省、経済産業省、在日韓国大使館)の表彰式が28日、ソウルで開かれた。
日本側は、木炭蓄電器と太陽光発電を活用して地産地消型のエネルギー利用を目指す相模原市のNPO法人「Class for Everyone(クラス・フォー・エブリワン)」(高濱宏至代表理事)、韓国側はラムサール条約に登録されている南東部・慶尚南道(キョンサンナムド)の牛浦(ウポ)湿地を拠点に気候変動などに関する教育を行う「牛浦自然学校」の李仁植(イインシク)校長(71)が受賞した。
日韓合同で実施された表彰式には、松木健・毎日新聞社社長、方準梧(バンジュノ)・朝鮮日報社社長らが出席し、水嶋光一駐韓大使と韓国の金琓燮(キムワンソプ)環境相が祝辞を述べた。方社長から李校長に表彰状と賞金1万ドル(約150万円)が贈られた。都合がつかず欠席となったクラス・フォー・エブリワンにも表彰状と賞金が贈られる。【ソウル日下部元美】
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