トルコ・イスタンブールで記者会見する役所広司さん(右)とビム・ベンダース監督=26日(共同)

トルコの最大都市イスタンブールの映画祭で27日、東京を舞台にした「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース監督)が上映され、主演の役所広司さんに名誉賞が贈られた。今年は日本とトルコの外交関係樹立100周年に当たる。ベンダース監督からトロフィーを渡された役所さんは「忘れられないほど素晴らしい賞だ」と笑顔を見せた。

17日に開幕した映画祭では役所さんが出演する作品の特集が組まれた。役所さんは26日、記者会見で「日本で作った映画が招待され、トルコと日本の関係がさらに深くなることを祈っている」と語った。

会場を訪れたトルコ人俳優のアフメット・オングルさん(31)は「素晴らしい俳優。毎年こうして日本映画を見られれば」と期待を示した。役所さんは昨年のフランス・カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞している。(共同)

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