ロシア下院が北朝鮮との「包括的戦略パートナーシップ条約」を全会一致で批准しました。この条約には北朝鮮軍のウクライナ派遣についての秘密条項があると西側メディアは報じています。

 ロシア下院は24日、6月にプーチン大統領が平壌で署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」を全会一致で批准しました。

 397人の議員が賛成票を投じました。

 近く上院でも批准される見通しです。

 条約には有事の際には軍事的に支援しあうことが盛り込まれていて、事実上の軍事同盟の復活だと指摘されています。

 ルデンコ外務次官はこの相互軍事支援規定について、北朝鮮との関係を「同盟レベル」に引き上げるものだと下院に説明しました。

 アメリカのウォールストリートジャーナルは、この条約には北朝鮮軍を戦闘経験を積むためにウクライナとの戦闘に派遣する秘密条項が含まれていると報じています。

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