中国の習近平国家主席が22日午後、ロシア中部のカザンに到着し、プーチン大統領との会談が始まりました。
習近平国家主席はロシア中部のカザンで開催される主要新興国「BRICS」首脳会合に合わせてロシアを訪れました。
西側による二次制裁を恐れてロシアとの取引を停止する中国の銀行が多いなか、プーチン大統領は貿易の推進や懸案の中国向けの天然ガスパイプライン「シベリアの力2」の合意に向けた交渉を行いたい考えです。
ただ、クレムリンに近い関係者は「中国にとってはヨーロッパとの貿易も重要で、ロシアにとっては厳しい回答になるだろう」と指摘しています。
また、ウクライナはロシア製兵器に使用されている部品の6割は中国製だと指摘していて、軍事や精密機器の輸出入を巡り、どのような議論がされるかも焦点です。
日本の石破政権の発足を受け、対日方針も議論される可能性もあります。
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