ドイツ・ベルリンに韓国系の市民団体が設置した「少女像」について、行政側が今月末までに撤去するよう命じたことを受け、市民団体が裁判所に命令の差し止めを求める仮処分申請をしたことが新たに分かりました。
2020年9月、ベルリン・ミッテ区の公道にドイツの韓国系市民団体が慰安婦問題を象徴する「少女像」を設置しました。
ミッテ区はこれまで「少女像」の設置を容認してきましたが、先月になって10月31日までに像を撤去するよう命じる通達を出していました。
撤去期限が迫る中、市民団体側は、裁判所に命令の差し止めを求める仮処分申請をしたことをJNNの取材で明らかにしました。
訴訟中は、区による強制撤去は難しくなるとみられ、少女像の撤去が先延ばしになる可能性があります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。