ウクライナ侵攻を続けるロシアに北朝鮮が兵士を派遣したとされる情報を巡り、21日、国連の安全保障理事会で各国から懸念が相次ぎました。
安保理会合では北朝鮮の兵士派遣を巡り、アメリカがロシアに対し「紛争を拡大しようとしている」と指摘し、事実であれば「危険で、非常に懸念すべき事態だ」と非難しました。
会合では各国から懸念が表明されましたが、ロシアは「恐怖をあおるデマ」などと否定しました。
一方、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は21日、NATO(北大西洋条約機構)のルッテ事務総長と電話会談し、北朝鮮の特殊部隊約1500人が派遣されたことを確認したと説明し、「決して座視しない」と強調しました。
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