中国政府は、ミャンマーの中国総領事館で18日に爆発が起き、建物の一部が損傷したと発表しました。ミャンマー側に厳正な申し入れを行ったとしています。

中国外務省の林剣報道官はきょうの会見で、ミャンマー中部のマンダレーで18日夕方、中国総領事館の建物の一部が爆発によって損傷したと発表しました。

中国外務省 林剣 報道官
「中国は襲撃に衝撃を受け、厳しく非難する」

事件を受け、中国側はミャンマー側に厳正な申し入れを行ったうえで、犯人の検挙や再発防止などを求めたとしています。

ミャンマー軍事政権は爆発の原因については「調査中」としていますが、現地の独立系メディアは当局者の話として、「手りゅう弾が投げ込まれた」と報じていて、目撃証言などから、軍事政権を支持する民兵組織が関与した可能性があるとの見方を伝えています。

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