アメリカ大統領選挙でトランプ前大統領を支援するイーロン・マスク氏は、共和党の主張する「言論と銃所持の自由」の嘆願書の署名者に毎日100万ドル、およそ1億5000万円の報奨金を出すと発表しました。
アメリカ大統領選でトランプ前大統領を支援するイーロン・マスク氏は20日、激戦州のペンシルベニア州でイベントを開き「言論と銃所持の自由」の嘆願書に署名した人の中から100万ドル、およそ1億5000万円の報奨金が書かれた小切手の看板を手渡しました。
これはトランプ前大統領を支援する政治活動委員会のアメリカPACの活動の一環です。
PACはマスク氏が設立し、7500万ドル、112億円あまりを献金しています。
マスク氏は接戦州で署名する有権者を紹介した人に47ドルを支払うとしていますが、人口が多い、ペンシルベニア州では100ドルに増額、さらに署名者の中から100万ドル、およそ1億5000万円の報奨金を11月5日の投開票日まで、毎日1人ずつ支払うと発表していました。
署名は直接トランプ氏への投票を呼び掛けてはいないものの、違法性を指摘する専門家がいるほか、民主党のペンシルベニア州知事、シャピロ氏は現地メディアに対し「法執行機関が調査する可能性がある」と述べ、けん制しています。
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