中国の深セン市で日本人学校の男子児童が襲われ死亡した事件から1か月が経つ中、中国政府は事件について「法に則って処理中だ」と改めてコメントしました。

中国外務省 毛寧報道官
「現在、案件は法に則って処理中だ。両国の意思疎通のルートは開かれている」

中国外務省の毛寧報道官は1か月前、深セン市で日本人学校に通う男子児童(10)が男に刃物で襲われ死亡した事件についてこのように述べた上で、背景などの説明をいつ行えるのかについては具体的な言及を避けました。

日本政府は一刻も早い事実解明と説明を中国側に求め続けていて、きのう、中国外務省の高官と北京で協議した外務省の岩本桂一領事局長によりますと、中国側は司法手続きが進んだ段階で、事件について説明する意向を示しているということです。

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