青木一彦官房副長官は18日の記者会見で、中国広東省深圳市で日本人学校に通う男子児童が9月に刺殺された事件を巡り、外務省の岩本桂一領事局長が中国外務省高官と17日に協議し、中国側が今後の司法手続きの中で事件について適切な形で説明する意向を示したと明らかにした。
日本側が求めている悪質で反日的なSNS(ネット交流サービス)への投稿の取り締まりについても、中国側は「違法性のある投稿についてはしっかり対応したい」と前向きな姿勢を示したという。
日本側は事件について、事実解明や日本人の安全確保を求めている。青木氏は会見で「日本人学校の安全確保に万全を期していきたい」と述べた。【鈴木悟】
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