いつもは静かな中国・湖南省の街に、背後から駆け寄る大きな影。
手が付けられなくなった荒ぶる牛です。

突き飛ばされたのは街の清掃員。
衝撃の強さを物語るように、体はくの字に曲がり数メートル飛ばされています。

突進はこれで終わりではありません。
助走をつけ狙いを定めると、今度は建物に逃げ込む女性をロックオン。

巨体を揺らし真っすぐに突っ込んでくる牛を間一髪かわすと、女性は命からがら逃げ出すことに成功。

牛はまだまだ、あらぶります。
次は、男女2人がいる建物の中へ。

女性は左側のドアの向こうに身を隠し、男性は右側のスペースへと避難。
荒ぶる牛が選んだのは男性が逃げ込んだ、右側のスペースです。

段ボールが飛び交う中、一瞬の隙を突き男性は逃げ出しました。

なぜ、そんなに牛はあらぶっているのでしょうか。

現地メディアなどによると、牛は近くの住民が食べるために買ってきたもの。
目を離した隙に脱走してしまったということです。

食べられてしまうことが嫌だったのでしょうか。

思い切り暴れまわった牛はその後、警察官によって射殺されました。

後ろから突然、突進された清掃員はけがをしましたが命に別条はないということです。

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