イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」からのドローン攻撃で兵士が死傷したことを受け、「レバノン全土を攻撃する」と反撃を示唆しました。

 ネタニヤフ首相は14日、ヒズボラからのドローン攻撃で兵士4人が死亡したイスラエル北部の軍の施設を訪問しました。

 ネタニヤフ首相は兵士らを前に「我々はベイルートを含むレバノン全土でヒズボラを容赦なく攻撃し続ける」と述べ、反撃を示唆しました。

 一方、ワシントンポストはネタニヤフ首相がイランへの反撃について石油施設や核施設ではなく、軍事施設を標的にするとアメリカに伝えたと報じました。

 全面戦争を避ける形で反撃は限定的になるとの見方を示しています。

 時期については、当局者の話として11月5日のアメリカ大統領選挙の前に実施されると伝えています。

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