都内でテロ対策の装備品の展示会が開かれました。ウクライナの企業も参加し、ロシア軍との戦闘の前線で使用されている装備品も紹介されています。

 都内で9日に始まった「テロ対策特殊装備展」には、約100の企業や団体などが参加しました。

 ウクライナの企業「KVERTUS」が出展した製品は敵のドローンの飛行を妨害する電波を出して制御不能にし、墜落させる仕組みです。

 KVERTUSはウクライナ軍と契約を結んでいて、この製品をはじめ、ロシア軍との戦闘の前線で多くの装備が使用されています。

 また、様々な用途や戦況に対応できるように、これまでに約30種類の製品を開発しているということです。

KVERTUS ヤロスラフCEO(最高経営責任者)
「今後2年、3年、5年と、ドローンを使ったテロ行為が世界中で大問題になるでしょう。私たちはドローンから施設を守るための知識や経験などを(日本の貢献に対する)お返しとして共有したい」

 ヤロスラフCEOは今後、日本や韓国などとドローン対策の装備品の製造を巡る協力関係を結びたいと期待しています。

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