訪米中の岸田首相は日本時間の4月11日、日米首脳会談後の共同記者会見に臨みました。

岸田首相は会談の中で北朝鮮情勢について議論し、その中で拉致問題も議題に挙がったことを明らかにしました。

【岸田首相】
「私から拉致問題の即時解決に向けた米国の引き続きの理解と協力をしっかりと求め、バイデン大統領から改めて力強い支持を得ることができた」

このように述べて、金正恩総書記との首脳会談を実現するため、自身直轄のハイレベル協議を進めていく方針を改めて示しました。

一方のバイデン大統領も。

【バイデン大統領】
「北朝鮮の人道問題についても対応していかねばならない。即刻、拉致問題も解決を目指さなければならない」

さらに、バイデン大統領は「北朝鮮との対話の機会を持つことは前向きで望ましい」と述べ、岸田首相が早期の実現を目指す日朝首脳会談を支持する姿勢を表明しました。

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