全身がピンク色に染められた犬。
このカラーリングされた犬の動画が今、物議を呼んでいます。

この動画に、街の人は「カラーはしたことない。負担かかるんじゃないかって」「時間かかると負担になりそう」「かわいいっていう感じじゃなく、かわいそう」と話しました。

様々な声が上がっている映像に映っているのは、イギリスのサッカースター、デビッド・ベッカムさんの息子ブルックリン・ベッカムさんと妻で女優の二コラさんです。

ニコラさんが抱きかかえているのは、全身がピンク色に耳や足の一部はオレンジ色に染められた犬です。

この犬は夫婦が飼っているボロニーズとみられます。

過去の投稿をさかのぼると、真っ白い毛並みをした2匹のボロニーズが何度も登場。
このうちの1匹とみられます。

動画が投稿されるとネット上では「ビューティフル」「私もやりたいわ」「ワンちゃんがかわいそう」「犬になんてことをするのか」など、賛否の声が相次ぐ事態へと発展しました。

物議を呼んだペットのカラーリング。
実際行われているサロンでは、どのようなところに注意しているのでしょうか。

神奈川・横浜市にあるトリミングサロン「Dog Space」。
イベント前にカラーリングのお客さんが増えるといいます。

Dog Space・土橋ひとみ代表:
ハロウィーンの時とか(顔周りに)メッシュで黒やパープル系を入れる人がいる。

こちらのトリミングサロンでは、犬専用のカラー材を使用。
使用するカラー剤のにおいなどにも気を使っています。

Dog Space・土橋ひとみ代表:
口もきけないし、皮膚トラブルも(起きる可能性があるので)気をつけている。

最近は犬用のカラー剤が市販されていることもあるそうですが、素人が行うと、すすぎ残しなどで肌トラブルを引き起こす可能性もあるとのこと。

トリマーなど、専門の場所でカラーリングは行ってほしいとしています。

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