韓国の政府高官は、11月に行われるアメリカ大統領選挙の前後に、北朝鮮が7回目の核実験を強行する可能性があるとの見方を示しました。
韓国の申源湜国家安保室長は、韓国のテレビ番組に出演し、北朝鮮による7回目の核実験について、「金正恩総書記の決断でいつでも行える状態」との分析を明らかにしました。
核実験は、核の小型化などを実現するため数回行う必要があるとしたうえで、実施の時期については、11月に行われる「アメリカ大統領選挙の前後も含まれる」との見方を示しました。
また申氏は、北朝鮮メディアが9月、ウラン濃縮施設を初めて公開したことにも触れ、「アメリカ大統領選挙に合わせ、核の脅威を浮き彫りにし、内外の関心を引く狙いがある」と指摘しています。
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