イスラエル軍は20日、レバノンの首都・ベイルートを空爆し、親イラン武装組織ヒズボラの司令官を殺害しました。

イスラエル軍は20日、レバノンの首都ベイルートの建物を空爆し、ヒズボラの司令官ら約10人を殺害したと発表しました。

一方、ヒズボラも司令官の死亡を認め、少なくとも14人が死亡、66人が負傷したとしています。

これに先立ち、ヒズボラはイスラエルに対し、200発のロケット弾を発射するなど、双方の対立は激しさを増しています。

こうした中、国連の安全保障理事会は、レバノンで発生した通信機器の爆発を巡って緊急会合を開きました。

「国際法違反」だという指摘や、地域の緊張が高まることへの懸念が示された他、詳しい調査を求める国もありました。

被害を受けたレバノンは、イスラエルが実行したとして強く非難した一方で、イスラエルは関与に言及しませんでした。

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