中国・深セン市で日本人学校の児童が登校中に襲われ死亡した事件を受け、学校の近くに住む児童生徒らについても、バス通学の導入が調整されていることがわかりました。
広東省・深セン市の日本人学校の前には、18日、徒歩で登校中に刃物で襲われ死亡した男子児童を悼み、花束を手向ける人が連日、訪れています。
広州市の日本総領事館によると、すでに1000を超える花束が届けられているということです。
献花しに来た人
「落ち込んでいます。残念です」
これまで学校の近くに住む児童生徒らは徒歩で登校していましたが、保護者や日本総領事館によりますと、こうした児童生徒らについても安全対策のため、バス通学の導入が調整されているということです。
深セン日本人学校の送迎バスはバイクが並走するなどの対策も取られているということです。
また、事件を受けておよそ4万人の日本人が暮らす上海でも20日、日本人学校や経済団体などが安全対策について協議するなど、不安が広がっています。
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