アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は、政策金利を0.5%引き下げると決定しました。利下げは4年半ぶりです。

 FRBは、これまで記録的なインフレを抑制するため高い金利を維持してきましたが、労働市場が悪化するなど経済減速への懸念から利下げに踏み切りました。

 市場では利下げ幅が0.25%と0.5%のどちらになるか注目が集まっていましたが、FRBは「インフレの進展とリスクのバランスを考慮する」としたうえで、0.5%の引き下げを決めました。

 これを受けて外国為替市場では、日米の金利差縮小を見込んで円を買ってドルを売る動きが広がり、円相場は一時、140円台まで円高が進んでいます。

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