イスラエルはパレスチナ自治区ガザ南部、ラファからの避難者を収容するためのテントを調達し、地上侵攻に向け準備を進めているとみられます。

ロイター通信は24日、当局者の話として、ガザ南部ラファへの本格侵攻を前に、避難者を収容するためイスラエル国防省が10人から12人用のテント4万張りを調達したと報じました。

イスラエルの戦時内閣は2週間以内に会議を開き、ラファの市民の避難計画を承認する予定だということです。

ラファから5キロほど離れたハンユニスで23日に撮影された衛星写真には、今月上旬まで空き地だった場所に白いテントのようなものが多数写っています。

ラファには100万人を超える市民が避難しているとされていますが、ネタニヤフ政権は「ハマスの最後の砦」だとして軍事作戦の必要性を繰り返し訴えていて、地上侵攻への懸念が高まっています。

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