ギリシャの首都アテネでは、空がオレンジ色に染まりました。その原因は、サハラ砂漠から飛んできた砂です。

オレンジ色に染まった町。パルテノン神殿があるアクロポリスも霞んで見えます。

ロイター通信によりますと、ギリシャの首都アテネとその近郊で23日から24日にかけてアフリカのサハラ砂漠から飛来した砂が空を覆いました。

アテネ国立天文台の研究者は、この砂はアフリカからギリシャまでおよそ1000キロメートル飛んできたと推測しています。

ギリシャ当局は健康被害につながる可能性があるとして、国民に対し屋外での活動を避けて屋内で過ごすように呼びかけています。

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