アフリカ北部のチュニジアでトルコの国旗を誤って政府関連施設に掲げた職員4人が逮捕されました。

SNSに投稿された映像では建物の屋上にトルコの国旗がはためいています。

地元メディアによりますとチュニジアの国有鉄道会社の職員が首都チュニスにある本社屋上に誤って購入したトルコの国旗を掲げてしまったということです。

これによって職員4人が逮捕され、国有鉄道は10日、声明を出し「国旗に関する誤りがあり、責任の所在を明らかにする」と謝罪しました。

チュニジアとトルコの国旗はともにイスラム教の象徴でもある三日月と星がついて同じ赤と白で構成されていますが、チュニジアの国旗は星が白い円で囲まれているなどの違いがあります。

チュニジアとトルコをめぐっては7月26日に行われたパリオリンピックの開会式でチュニジアが紹介された際にトルコ選手の代表団の映像が誤って映されることがあったほか、公式SNSでもチュニジアの紹介で多くのトルコ選手がいる写真が使われているとの指摘が出ています。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(3枚)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。