ロシア軍は、ウクライナが越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で、複数の集落を奪還したと主張しました。

ロシア国防省軍事政治局のアラウジノフ副局長は11日、「クルスク州で約10の集落を奪還した」と自身のSNSで主張しました。

アラウジノフ氏は、ロシア南部チェチェン共和国の特殊部隊「アフマト」の司令官でもあり、クルスク州の前線で戦闘に参加しています。

10日には「敵は非常に多くの死傷者を出した。少なくともいくつかの集落を敵から奪った」と話す動画を公開し、反撃を示唆していました。

ロシア側がまとまった数の集落の奪還を主張するのは初めてとみられます。

一方、ウクライナ軍は8月6日の越境攻撃開始後、100の集落を掌握し、600人近いロシア兵を捕虜にしたとして成果を強調しています。

画像:ロシア・クルスク州
   ロシア国防省10日公開

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