カービー米大統領補佐官(ロイター)

カービー米大統領補佐官は8日のオンライン記者会見で、イスラエル軍が準備するパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの侵攻計画を巡り、イスラエルと来週に協議する方向で調整していると明らかにした。多数の避難民が密集するラファでの大規模作戦は民間人被害を拡大させるとし、踏みとどまるよう説得を図る。

カービー氏は、協議までにラファ侵攻に踏み切ることはないとの確約をイスラエルから得たと述べた。

カービー氏は、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスがエジプト・カイロで7日に再開した戦闘休止と人質解放を巡る間接交渉で、合意に向けた提案がハマスに示されたと説明。中央情報局(CIA)のバーンズ長官が交渉に当たったとし、進展があるかどうかは「ハマス次第だ」と語った。(共同)

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