アメリカ大統領選挙に向けたABCテレビ主催の討論会が10日に行われ、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領が非難の応酬を繰り広げました。
討論会は、両者が挨拶と握手を交わして始まり、経済や移民など幅広いテーマで意見が交わされました。
民主党・ハリス副大統領:
国家安全保障犯罪、経済犯罪、選挙妨害で起訴され、性的暴行で責任を問われた人物の発言はとても深い。
一方、不法移民を巡る問題では、トランプ氏が司会者から「事実に基づいていない」と指摘される場面もありました。
共和党・トランプ前大統領:
(オハイオ州)スプリングフィールドでは、不法移民が犬や猫を食べている。不法移民が住民のペットを食べているのだ。これが我々の国で起こっている。恥ずべきことだ。
また、経済政策を巡っては、ハリス氏が「トランプ氏は私たちに大恐慌以来、最悪の失業率を残した」と訴えると、トランプ氏はバイデン政権が「アメリカ史上最悪のインフレをもたらした。経済を破壊した」と反発しました。
CNNの世論調査では、ハリス氏が「勝利」したとの回答は63%で、トランプ氏の37%を上回りました。
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