イスラム組織ハマスが人質だとする新たな映像を公開しました。

これがイスラム組織ハマスが24日、人質だとして公開した男性の映像で、撮影した日時や場所は明らかにしていません。

アメリカメディアは、男性は去年10月にハマスがイスラエルに奇襲攻撃を行った当時23歳だったイスラエル系アメリカ人のハーシュ・ゴールドバーグポリンさんだと伝えています。

ゴールドバーグポリンさんはハマスの戦闘員から攻撃を受けた際に腕に重傷を負ったとされていますが、ハマスが今回公開した映像では、男性の左腕の肘から下の部分が失われていることが確認できます。

この映像が公開されたあと、ゴールドバーグポリンさんの両親は声明を出し、「生きている息子の姿を見て安堵した」としつつも、「健康状態を懸念している」と胸の内を明かしたうえで、人質全員の解放のために直ちに行動するよう、解放交渉にあたっている関係国やハマスに求めました。

ロイター通信によると、イスラエル側は去年10月のハマスによる攻撃でイスラエルでは1200人あまりが死亡、およそ250人のイスラエル人と外国人が連れ去られ、いまも133人が解放されていないとしています。

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