ロシア外務省のザハロワ情報局長=1月(タス=共同)

ロシア外務省のザハロワ情報局長は24日、宇宙に核兵器や大量破壊兵器を配備しないよう求める日米共同の国連安全保障理事会決議案がロシアの拒否権行使で否決されたことを受けてコメントを発表し、ロシアは近く独自の決議案を提出すると表明した。

ザハロワ氏はロシアの修正要求が無視されたことなどを拒否権行使の理由に挙げた。決議案が採択されれば、米国が安保理を使って「自国に都合のいい国際的義務を押しつけるあしき前例となっただろう」と主張した。

ロシアの決議案は日米案を巡る議論を踏まえ、大多数の国連加盟国に受け入れられるものになるとも述べた。(共同)

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