死亡したロシアの反体制指導者ナワリヌイ氏の追悼式を執り行ったロシア正教会の司祭が、3年間の停職処分となった。
ロシア正教会モスクワ教区は23日、ドミトリー・サフロノフ司祭に対して「3年間、司祭の職に就くことを禁じる」とする処分を発表した。
処分は15日付で、理由は明らかにされていない。
サフロノフ氏は今後3年間、司祭用の服と十字架を着用することや福音を与えることが禁じられる。
ロシアの独立系メディアによると。サフロノフ氏は、2024年2月に死亡したナワリヌイ氏の死後40日の追悼式を主導し、墓地で複数回祈りをささげた。
今回の処分は、軍事侵攻に反対する聖職者への懲罰の一種とみられる。
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