アメリカの捜査当局に銀行詐欺の疑いで訴追された大谷翔平選手(29)の元通訳・水原一平容疑者は、日本時間13日午前6時に、ロサンゼルスにある連邦地裁に出廷する見通し。
信頼を裏切る形となった大谷選手への謝罪の言葉があるのか、全米が注目している。
アメリカの連邦検察などは、11日の会見で、水原一平容疑者を大谷選手の口座から1600万ドル、日本円で約24億5000万円、不正送金した銀行詐欺の疑いで訴追したと発表した。
そして、大谷選手の関与を示す証拠はなく、被害者であると強調した。
検事「強調したいのは、この件で大谷選手は被害者だということだ。水原容疑者は大谷選手を利用するため、その信頼された立場を悪用した」
水原容疑者は、違法賭博で損をした分を大谷選手の銀行口座から送金していた一方で、勝った場合は、自分の銀行口座に振り込ませていた。
当局によると、水原容疑者は、銀行とのやりとりの中で大谷選手になりすまし、送金を承認させようとした通話記録が残っていたという。
水原容疑者は、日本時間13日午前6時にロサンゼルスにある連邦地裁に出廷する見通し。
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