タイの首都・バンコク近郊の複数の場所で、切断された日本人とみられる男性の遺体が見つかった。
遺体の一部を見たという空き地近くの住民は、「子どもが、草むらから骨を見つけて外に出した。タトゥーが入っていたので、人間の骨だとわかった」と話した。
遺体の一部が見つかったのは、バンコク近郊のノンタブリー県。
4月19日に続き、23日も見つかった。
切断された遺体は複数の場所で見つかり、空き地から数百メートル離れた草むらでは、頭蓋骨も発見されたという。
見つかった頭蓋骨の一部は白骨化し、銃弾によるとみられる穴が開いていたという。
男性の身に何があったのか。
地元警察によると、3月27日、車に日本人3人が乗車。
被害男性は助手席に、残る2人は後部座席に座っていたという。
3人を車で送り届けたというタイ人の運転手は、3人が車内で口論になり、後ろに乗っていた男の1人が助手席の男性を銃で撃ったと説明しているという。
男性の遺体は、翌28日に切断され、複数の場所に遺棄されたとみられている。
地元警察は、3人を乗せたタイ人の運転手を逮捕するとともに、日本人の男2人が事件に関わったとみて、調べを進めている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。