脱税など9つの罪で起訴されたアメリカのバイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏が5日カリフォルニア州の連邦地裁に出廷し一転して、全ての罪を認めました。
起訴状によりますとハンター氏は、2016年から2019年にかけて少なくとも140万ドル=約2億円の税金の支払いを逃れるため、虚偽の税務申告をするなどしたとされています。
ハンター氏は2024年1月の罪状認否で脱税や申告漏れ、虚偽の申告など9つ全ての起訴内容を否認し無罪を主張していましたが、5日、一転して全ての罪を認めました。
この理由についてアメリカメディアは裁判を通じて、事件の詳細が明るみに出るのを避けることなどが狙いと指摘しています。
量刑は12月16日に言い渡される予定で、最大で禁錮17年、または130万ドルの罰金刑が科される可能性があります。
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