ベラルーシの国営メディアは4日、日本人の「情報機関員」が当局に拘束されたと報じました。

ベラルーシの国営テレビが公開した動画では、拘束される前とみられる男性が、公園などで写真を撮影する様子が隠し撮りされています。

国営テレビは、男性がウクライナとの国境で軍事施設を撮影するなどして拘束されたとして、男性を「情報機関員」と主張しています。

現地の日本大使館は取材に対し、50代の日本人男性が7月9日に国内法違反の疑いで当局に拘束されたと明らかにし、現在も拘束中で、大使館が必要な支援を行っているということです。

男性は当局にスパイ認定された可能性があります。

林官房長官は、7月に拘束された男性について、「領事面会を通じ、健康状態に特段の問題は生じていないと確認した」と明らかにしました。

拘束の経緯などについてはコメントを控え、「政府として、できる限り支援を行っていく」と強調しました。

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