(写真はイメージです) Elena Babanova-Shutterstock

<フロリダ州タンパに住む男性が自家用車の扉を開けると、そこには「悪夢の光景」が...>

修理のために預けていた車がようやく整備工場から戻ってきたと思ったら、とんでもないことになっていた──そんな目にあったのが、u/Mumu2148というユーザー名でオンライン掲示板Reddit(レディット)に投稿しているメイソンという男性だ。

【写真】閲覧注意:修理から戻ってきた愛車が「クモの巣窟」に...複数の「卵嚢」にネット戦慄

メイソンは「WTF (ありえない話)」というサブフォーラムに自分の衝撃的な体験をシェアした。WTFにはその名の通り、およそ日常的でない出来事や画像で溢れている。

9月1日、メイソンは「修理工場から車が戻ってきた後、車のドアのところでこれを見つけた」と綴り、この投稿が8000近くの「いいね!」を獲得している。

その画像には、クモの巣に覆われたドアの内側に複数の白い塊が写っている。クモ恐怖症の人にとっては心臓がバクバクしそうな光景だ。

白い塊はクモの「卵嚢」で、写真を撮った後に「できるだけ早く」取り除いた、とフロリダ州タンパに住むメイソンは本誌に語った。

レディットのコメント欄では、この写真に対して驚愕の声が相次いだ。ある人は「車を核で吹き飛ばすべき」と述べ、他のユーザーは「車を燃やしたいと思ったことがあったなら、今がチャンスだ」と重ねた。「いーや。私なら明日その車を売るね」というコメントもあった。

別の投稿者は、フロリダ州農業消費者サービス局(FDACS)の情報として、この卵嚢はフロリダに生息する4種のゴケクモのうちの1種、ハイイロゴケグモのものだと指摘した。

クモだけじゃない悪夢

あるユーザーは、「孵化する前に取り除け。卵嚢の中には100匹以上の子グモが入っているかもしれない」と忠告。「間違いなくハイイロゴケグモの卵嚢だ、新しい家族おめでとう」と煽るユーザーもいた。

FDACSによれば、ハイイロゴケグモはかむ可能性は低いものの、素早く頻繁に繁殖し、家屋やガレージ、(メイソンのケースのように)車などの人工構造物に大量発生するという。ハイイロゴケグモの卵嚢と識別できるのは球形で絹の房があるためだ。他のゴケグモの卵嚢は洋梨の形をしている。

この写真だけでも悪夢のようだが、メイソンは本誌に、修理工場から戻ってきた車にはもう一つ「興味深い」ものがあったと語った。

「助手席と運転席のドアの外側に小さなスズメバチの巣があった。車のボンネットの下にもあった。幸いなことにどれも空だった」

これらを見つけてもメイソンは修理工場には連絡せず、巣と卵嚢を自分で取り除き、レディットにその様子を投稿した。

彼はコメントで、車は数カ月間修理工場に預けていて、数週間前にやっと家に戻ってきたところだったと綴っている。そして最近になって卵嚢に気づいたという。

ネット上で大きな反響を呼んだことについて、「みんなが僕と同じようにビビッているのを見るのは嬉しい」と彼は語っている。

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