アメリカ司法省は3日、イスラム組織ハマスの指導者ら6人をイスラエルへの襲撃に伴うアメリカ人殺害などの容疑で訴追したと発表しました。

ガーランド司法長官は会見で「10月7日、ハマスのテロリストたちは40人以上のアメリカ人を含む1200人近くを殺害し、数百人の市民を誘拐した。彼らはホロコースト以来のユダヤ人虐殺を行った」と話しました。

訴状では、ハマスの最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏など6人が、2023年10月7日にイスラエルを襲撃し、テロ組織の支援や共謀、アメリカ人の殺害などに関与した7つの容疑に問われています。

司法省のガーランド長官は声明で、「これは我々の最後の行動ではない」とした上で、「アメリカ人を殺害したテロリストとその支援者を一生追い続けていく」と責任を追及する考えを強調しました。

容疑者6人のうち、7月にイランで暗殺されたハニヤ氏など3人はすでに死亡しています。

アメリカ政府が、ハマスの幹部を訴追したのは、2023年10月の襲撃以降初めてです。

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