ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナへの支援の一環として岡山県から救急車などが贈られることになり、9月4日、出発式が行われました。
4日にウクライナへ出発したのは真庭市が所有している救急車と消防の小型ポンプ車、それぞれ1台です。式には真庭市の太田昇市長やウクライナ関係者などが出席し、鍵のオブジェが手渡されました。
県は2024年6月に岡山を訪れたウクライナの駐日大使の要望を受け県内の市町村に緊急車両の寄付を呼び掛けていて、津山市や笠岡市など8つの団体から14台の車両が順次提供されることになっています。
(在日ウクライナ大使館 ナディヤ・ヴォズヂガン一等書記官)
「緊急車両はミサイル攻撃の標的になり足りない状況。この車でたくさんのウクライナ人の命を助けることができる。ありがとうございます」
車両は9月中旬に倉敷市の水島港を出発し、約2か月後、ウクライナに到着する予定です。
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