アメリカのトランプ前大統領が新たに出版した著書の中で、IT大手メタのザッカーバーグCEOに「終身刑」をちらつかせ、フェイスブックの表示内容を操作しないよう警告しました。

トランプ前大統領は3日に発売した著書の中で、大統領在任中にザッカーバーグ氏と面会した際の写真を掲載し、「彼は私が不利になるようにフェイスブックを操作した」と主張しました。

その上で、「私は彼を注視している。もし今回違法なことをすれば、彼は残りの人生を刑務所で過ごすことになるだろう。今年の大統領選で不正行為をする他の人も同じだ」と警告しました。

今回の著書はトランプ氏が大統領に就任して以降の足跡を写真とコメントでまとめたもので、北朝鮮の金正恩総書記との会談など首脳外交の様子も大きく扱っています。

日本の安倍元総理については「偉大な友人だった」と紹介し、ドイツのメルケル前首相については「彼女とは仲が悪いと言われたが、私はとても仲良くやった」とのコメントを添えました。

今年7月に起きた暗殺未遂事件についても詳しく紹介しているほか、刑事事件で起訴された際に撮影された写真には「決して屈しない」との手書きのメッセージが書き込まれています。

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