パリのエッフェル塔に設置されているオリンピックのマークについて、パリ市長が大会終了後も残す意向を明らかにし、市民からは賛否の声が上がっています。

 パリ市のイダルゴ市長が地元紙のインタビューで、パラリンピック後もマークを残す方針を明らかにしました。

 現在のマークは重さおよそ30トンでエッフェル塔の耐久性に問題が生じる可能性があるため、軽いものに取り替える予定だということです。

パリ市民
「(残すのは)とても良いアイデアだと思います。歴史的になるでしょう。数年、100年先も思い出せて素晴らしいことです」
「オリンピックは素晴らしい期間でしたが、その思い出をもっと強く残すためには前に進まないといけません。別の形で大会を祝い続ければいいでしょう。何か思い出の名残を残すと、時が経てば奇妙な印象になってしまうのではないかと思います」
「大会期間中は設置して、その後は撤去すべきだと思います。クリスマスの飾りのようなものですよ。クリスマスの時にはとてもきれいだけれど、終わったら他のことを始めないとね」

 凱旋(がいせん)門にはパラリンピックのマークも設置されていますが、イダルゴ市長はこれを残すかどうかは言及していません。

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