フィリピン沿岸警備隊は8月31日、南シナ海を航行していた大型巡視船が中国海警局の船から衝突され、損傷したと発表しました。

公開された映像では、奥に見える中国船が手前のフィリピン船に衝突しているように見えます。

フィリピン沿岸警備隊は31日、南シナ海のサビナ礁で大型巡視船が中国海警局の船に取り囲まれ、故意に衝突されたと発表し、船体が損傷した写真も公開しました。

フィリピン側の巡視船は、2022年に日本が供与した沿岸警備隊では最大の船です。

一方、中国海警局は「フィリピンの船が故意に衝突した。責任は完全にフィリピン側にある」と主張し、双方は真っ向から対立しています。

周辺海域では、領有権を争う両国の船がたびたび衝突するなど、緊張状態が続いています。

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